最近、こんなことを思ったことはありませんか。
「大学生活、思っていたより忙しい」
「頑張りたい気持ちはあるけれど、何を頑張ればいいのかわからない」
「このままでいいのかな、と思う瞬間がある」
その感覚は、きっと自然なものだと思います。
大学生活は、思っている以上に忙しいです。授業、実習、レポート、試験。目の前のことで精一杯になって、気づけば毎日が過ぎていくこともあります。
でも、もし心のどこかに「このまま流されるだけでは終わりたくない」という気持ちがあるなら、その違和感を、ただの不安で終わらせないでほしいです。
今すぐ将来を決める必要はありません。
- 医療職を目指すのか。
- 研究の道に進むのか。
- 製薬企業に行くのか。
- 大学院に進むのか。
それとも、まだ知らない別の道に出会うのか。
今の時点で、答えが出ていなくてもいいと思います。
私自身、大学入学時から2年生までは、自分は有機化学者になるのだろうと思っていました。
でも、英語を通じてアメリカ人と働き、未知の可能性に触れるインターンを経験したことで、自分の進む方向は大きく変わりました。そこで生命科学の面白さに改めて気づき、今では分子生物学の道に進んでいます。
当時は、自分がこんな道に進むとは想像もしていませんでした。
でも、英語を続けていたから、その機会に出会えました。1、2年生の頃に生物を本気で学んでいたから、その面白さに気づけました。
その時には、ただ目の前のことを頑張っているだけでした。でも後から振り返ると、それらはすべて、自分の未来につながる伏線でした。
英語も、試験勉強も、AI活用も、就職情報も、成績も、すぐに意味が見えるとは限りません。
でも、いつか突然、それらが自分の道を広げてくれる瞬間があります。
知らなかった世界に出会えなければ、そこへ進みたいと思うことさえできません。
だから、今すぐ将来を一つに決める必要はありません。それよりも、自分が選べる選択肢を少しずつ増やしていってほしいと思います。
成績も、決してただの数字ではありません。研究室配属、実習先、奨学金、大学院進学、フェローシップ。未来のどこかで、過去の自分の努力に助けられる瞬間があります。私自身、何度もそうでした。
もちろん、大学生活を勉強だけで終わらせる必要はありません。友人と過ごすかけがえのない時間も、学生だからこそ経験できる何気ない日々も、趣味に夢中になる時間も、全部あなたの大学生活を豊かにしてくれる大切な時間です。
でも、方向性だけは見失わないでほしい。
大学生活は、単位を取り、進級するための時間でもあります。
でも、それだけではありません。
自分の未来を、自分の手で少しずつ広げていく時間でもあります。
何者になるかを、今すぐ決めなくてもいい。
でも、何者にもなれる可能性を、自分で閉じないでください。
今いる場所で、できることを少しずつ頑張ってみる。
知らなかった世界に触れてみる。
少しだけ、自分の未来に投資してみる。
今の努力は、すぐには結果にならないかもしれません。
でも、いつか振り返ったとき、
「あの時、一歩踏み出してよかった」
そう思える日が来ると、私は信じています。
COMPASSという名前には、
答えを与えるのではなく、
自分自身で答えを見つけるための羅針盤でありたい。
そんな願いを込めています。